Introduction to Management · Session 10

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12/7, 12/11

What Does It Cost to Build?

You can read this ahead of time. The examples in this session are written against a self-service photo studio as a placeholder. Once the subject is decided in October, they will be rewritten around your own project. The figures are examples too, so do not reuse them as they are.

Lesson content is available in Japanese only.

この回で分かるようになること

この回で覚えるのは2つだけ

  1. まとめて1つの数字にしない。項目に分けて足す
  2. 1つの数字ではなく、三通りで出す

この2つだけです。 項目の分け方も、三通りの出し方も、やってみれば身につきます。

この回の計算例は、すべて架空の数字です。 説明のために作ったもので、どこかの会社の実際の数字ではありません。自分たちの数字に置き換えて読んでください。

この回で出す数字は、この授業でいちばん長く使われます。 第11回で「いくら足りないか」の元になり、第12回で「いくら集めるか」を決め、第13回で「100万円か1000万円か」を選び、最終回の6枚目になります。

5回ぶんの回にまたがります。 だから、この回の表は捨てないでください。

逆に言うと、この回で手を抜くと、あとの5回が全部つらくなります。 第11回で足りない額が出せず、第12回で渡す割合が決められず、最終回の6枚目が書けません。ここが、後半のいちばん大事な回です。

「だいたい100万円」では、何にも使えない

始めるのにいくら要るか。まとめて1つの数字で答えると、必ず外れます。

外れる理由は決まっています。入れ忘れです。 大きいものは覚えていますが、細かいものが抜けます。

“About a million yen”・Only two or three items come back・The rest has become “other” in your head・“Other” cannot be countedA table of items, added up・You can see what you left out・You can cut from the largest row down・You can answer “where is that from?”What you left out usually adds up to about the first estimate againInclude what comes later too: without a period, there is no edge to the list
A lump sum also hides where to cut. Knowing a million is too much does not tell you what the million is.

最初に買わなくても、3か月後には要るもの。それも、始めるのに要る額のうちです。 「半年ぶん」と決めて、その期間に要るものを全部入れてください。

削るときも、いちばん大きい行からです。 小さい行をいくつ削っても、合計はあまり変わりません。第8回で「1個あたりに残る額から手をつける」と書いたのと、同じ考え方です。

ただし、いちばん大きい行が削れないこともあります。 そのときは、2番目に大きい行を見ます。 「削れるかどうか」と「大きいかどうか」の両方で見る、ということです。第9回で順位をつけたときと、同じ2つの軸です。

第11回で「要る額を下げる」という話が出てきます。 下げるには、まず何にいくらかかっているかが分かっていることが要ります。この回でやるのは、そのための準備でもあります。

作業に分ける

分けてから足します。分ける単位は、値段が調べられる大きさまでです。

分け方に迷ったら、次の4つで仕分けると漏れにくくなります。

From the top down: larger, and harder to undoSizeUndoPlaceRenting, fitting out, setting upThingsEquipment, fittings, first stockPeopleYour own time, and anyone who helpsPaperworkFilings, insurance, a bank accountRead from the top and you find the room to cut soonerDo not skip the paperwork row: it is small in money and long in daysThe estimate is about money, but the start date is set by the paperwork
These four fit any plan, whether you sell things or sell a service.

入らないものが出てきたら、それは分け方が細かすぎるか、粗すぎるかのどちらかです。 たとえば「広告費」は、人にかかるもの(自分たちで作る時間)と物にかかるもの(印刷代)に分かれます。

セルフ写真館なら、こうなります。

4つの仕分け入るもの
場所テナントの敷金と礼金、毎月の家賃、内装の工事、壁紙とカーテン、電気の工事
カメラ、三脚、照明、背景の紙、着替える場所の仕切り、待つ椅子、レジと決済の端末
自分たちが準備に使う時間、開店してから受付に立つ時間、内装を手伝ってもらう人への支払い
手続き保健所や消防への届け出があるかの確認、店舗の火災保険、事業用の口座を開く、予約サイトの登録

この一覧を見て、抜けに気づいたら足してください。 ここに書いたものが全部ではありません。

抜けやすいものの一覧

題材が何であっても、抜けやすいのは同じ種類のものです。

Whatever the subject, the same kinds of things go missingTime for paperworkDays pass, including the waitingThe trial runMaterials to make one (session 7)Things that run outBags, paper, cleaner, batteriesWhat went wrongBought and unsuitable, or remadeThanking people who helpedIf you give something back, that is a cost tooLiving costs until sales come inThe one most often missed. Try three months for this courseIt makes the estimate jump. That is the pointIt is also the row you most want to cut, and cutting it is what breaks a slow month“Living at home, so none” is fine — written down, the reason survives
Do not write the list on your own.

4人いれば、4人がそれぞれ思いつくものが違います。

書き出すときは、金額を気にしないでください。 先に項目だけを全部出して、値段はあとから調べます。 値段を考えながら書くと、高そうなものを無意識に飛ばします。

足したら、日付を書いておいてください。 「11月◯日に足した」。あとで見返したときに、どの時点の見積りかが分かります。

日付があると、値段が変わったときにも気づけます。 「11月に調べた値段」と書いてあれば、1月に見直すべきかどうかが分かります。

始めた日から売れるわけではありません。最初の1か月、2か月は、入ってくるお金が少ないと考えておいてください。そのあいだも、家賃も生活費も出ていきます。

削るなら、他の行から削ってください。

何か月ぶんにするかは、第8回の計算とつながります。 何個売れば赤字にならないかが分かっていれば、そこに届くまでに何か月かかりそうかも、おおよそ見当がつきます。

入れないことより、入れないと決めた理由を書いてあることが大事です。

理由を書いておくと、条件が変わったときに気づけます。 実家を出ることになったら、その行を足す必要が出てきます。

細かいものほど抜けます。 背景の紙は使えば減ります。カーテンは開店してから「光が入りすぎる」と分かって買い足すことがあります。大きいもの(家賃、カメラ)は誰でも思い出しますが、合計を狂わせるのは小さいものの積み上げです。

「自分でやるから0円」と書かないでください。 自分の時間はタダではありません。時給に直して入れてください。 内装を自分で塗るなら、何日かかって、その時間をバイト代に直すといくらか。入れておくと、あとで人に頼むかどうかを比べられます。

Example figures: painting the place yourselfDo it yourself3 days × 8 hours × ¥1,000¥24,000 worthPay someoneTheir quote¥50,000A gap of ¥26,000Is ¥26,000 worth three days of your time? That is the decisionThree days are hiding under that gapThree days you could have spent asking customers, checking prices, or telling peopleTime runs out before money does: a day has 24 hoursIf it is one-shot and cannot be redone, paying someone is saferWiring, mounting a sign, filing papers
Without an hourly rate you cannot make this comparison — and doing it yourself is not always cheaper.

どこに自分の時間を使うかも、この回で決める見積りのうちです。

自分でやるほうが必ず安いとはかぎりません。 失敗してやり直すと、材料代も時間も倍になります。初めてやることほど、その可能性が高くなります。

何度でもやり直せるものは、自分たちでやって構いません。 壁を塗る、棚を組む、写真を撮る。失敗しても、もう一度やればいいものです。

ここで迷う人が多い ① 細かすぎる気がしてくる

止まり方は3つです。

1つ目。どこまで細かく分けるか分からない。 値段が調べられる大きさまでです。 「内装」では調べられませんが、「壁紙」なら調べられます。調べられる大きさになったら、そこで止めます。

2つ目。細かい項目が多すぎて、書き終わらない。 100円未満のものは、まとめて1行にして構いません。 「こまごました消耗品 1万円」。まとめたことを書いておけば足ります。

3つ目。分けているうちに、何のためだったか分からなくなる。 目的は、足せる形にすることです。 分けるのが目的ではありません。足せるようになったら、そこで終わりです。

分ける作業には、時間をかけすぎないでください。 1コマ目のワークの時間で書き終わる量です。きれいな一覧を作ることが目的ではありません。

書き終わらなかったら、その日のうちに残りを埋めてください。 日をまたぐと、何を数えていたか忘れます。

三通りで出す

1つの数字ではなく、3つ出します。

What you can raiseIf all goes wellAll goes wellLikely caseSome reworkIf it goes badlySurprises pile upMoney needed →The bad case is the one worth havingThe dashed gap is the shortfall. It is normal; first bring the need down
Give a range, not a number. The gap is what you must raise next.

3つ出す理由は、幅を見せるためです。 「100万円」と言うより「80万円から160万円のあいだで、たぶん110万円」のほうが、聞く側は判断できます。

幅を見せると、聞く側は何が分かるのか。 その人がどこまで考えたかが分かります。

1つの数字しか出さない人は、外れたときのことを考えていないように見えます。 幅を出す人は、外れる可能性を数えたうえで、この額だと言っています。

第7回でも同じことをやりました。 値段を3つの方向から出して、幅を見せる。幅を持っていると、質疑で強くなります。

そして、幅の中で自分がどこを見ているかを言えると、さらに強くなります。 「普通の場合で110万円ですが、遅い場合の160万円まで見ておきたいので、120万円集めたい」。この形なら、額の根拠が伝わります。

遅い場合の額まで用意できないなら、始める前に企画を小さくします。

3つの呼び方は、決めておいてください。 「早い・普通・遅い」でも、「うまくいった場合・ふつう・つまずいた場合」でも構いません。チームの中で同じ言い方をします。

普通の場合を、いちばん最初に作ってください。 そこから、早い場合と遅い場合を作ります。早い場合から作ると、それが基準になってしまいます。

早い場合は、何も問題が起きなかった場合です。 探していた物件がすぐ見つかり、届け出も1回で通り、機材も中古で揃う。全部がうまくいく確率は、実際にはあまり高くありません。

それでも出す理由。 いちばん小さい額が分かるからです。「最低これだけは要る」が分かると、用意できる額との差が、最小でいくらかが分かります。

最小の差が埋まらないなら、いまの形では始められません。 そのときは、企画を小さくするか、集める話に進みます。

逆に、最小の差が埋まるなら、始める道はあります。 「うまくいけば始められる」という状態です。そこから、普通の場合の差をどう埋めるかを考えます。

3つの差は、同じ項目の値段が違うのではありません。起きることが違います。

「遅い場合」に何を書くかで、見積りの質が決まります。 全部の項目を1.5倍にしたものは、遅い場合ではありません。何が起きたら遅くなるかを、1つずつ書いてください。

遅い場合の作り方

Name three things that would slow you down. Three is enoughNothing settlesThe place, the supplier, the helperThe search drags onYou redo itYou made it and it was wrongMaterials and time go twiceYou waitFilings, building work, deliveryNot yours to speed upPick the one most likely for your plan, and add what it would costChoose by what has happened before: a club, a school festival, a shift at workHow not to build itMultiply every row by 1.5It comes out too big, and with no event written down there is nothing to prepare forWhat you write for the slow case decides the quality of the estimate
Delays repeat in kind. You probably already know which one trips you up.

ここで迷う人が多い ② 値段が調べられない

止まり方は3つです。

1つ目。売っている場所が分からない。 通販で検索してください。 実際に買うかどうかは別として、値段は分かります。 それを書いて、「通販で見た値段」と添えます。

2つ目。ものによって値段の幅が大きい。 いちばん安いのと、ふつうのを両方書いてください。 それが、早い場合と普通の場合の差になります。

幅が大きすぎるときは、決めていないことがあるということです。 「机は5,000円から50,000円」なら、どんな机が要るかを決めていません。 そこを決めれば、幅は縮まります。

決めるのに必要な情報が足りないなら、幅のままで構いません。 ただし、幅のままだと書いておきます。 幅の真ん中を取って1つの数字にすると、決めていないことが見えなくなります。

3つ目。工事や手続きのように、聞かないと分からない。 分からないと書いてください。 そのうえで、同じようなことをやっている人の話や、公開されている料金表を探します。 見つからなければ、「確認できていない」と印を付けて先に進みます。

電話で聞くのがいちばん早いこともあります。 業者や役所に、「いくらくらいかかりますか」と聞くだけです。 学生が調べていると言えば、たいてい教えてくれます。聞いた日と、聞いた先も書いておいてください。

第1回でやった「分からないことは、分からないと書く」と同じです。 空欄のままにせず、なぜ空欄なのかを書きます。

空欄が3つ以上あるなら、それは見積りとして使えません。 そのときは、空欄のところを多めに置いてください。 多めに置いた見積りで成り立つなら、実際にはもっと楽になります。

逆に、空欄を0円として足すのは、いちばんまずいやり方です。 分からないものを0円にすると、合計が必ず足りなくなります。

空欄には印を付けて、一覧の下にまとめてください。 「確認できていないもの」として3行あれば、次に何を調べるかが3つ決まります。

その3つは、最終回までに埋めておいてください。 質疑で「その金額はどこから」と聞かれたときに、空欄のままだと答えられません。

用意できる額との差を見る

出した金額と、自分たちが用意できる金額を並べます。上の図の左端がそれです。

足りないのが普通です。 足りないと分かることが、この回の成果です。次の回で、どうやって足りない分を集めるかを扱います。

差を出すときは、3つとも出してください。 早い場合の差、普通の場合の差、遅い場合の差。3つのうち、どれを埋めるつもりかを決めるのが、次の回の話です。

差を見るときは、どちらを動かすかを考えてください。

セルフ写真館で「要る額を下げる」なら、こうなります。テナントを借りずに、はじめは既存の店の一角を借りる。 カメラを新品で買わずに中古で揃える。内装を1部屋ぶんだけにして、増やすのはお客さんが来てからにする。

どれも、始めたあとで元に戻せます。 逆に、最初に大きく借りると戻せません。

「戻せるかどうか」で仕分けると、削る順番が決まります。

You can undo itCut hereBuy used / rent small / add laterYou cannot undo itDecide carefullyLong leases / major works / bulk buyingYou need not decide the irreversible ones now: put them in the estimate and decide laterDo not write an open decision as a closed onePremises ¥3,000,000Reads as though you decided to rentIf we rent premises: ¥3,000,000The decision is visibly still openSessions 12 and 13 use the same split: what cannot be undone is not decided alone
Starting small is not a compromise: build big before you know who comes, and you cannot undo it.

戻せるかどうかで分けるのは、この授業を通しての考え方です。 借りるかどうかは第11回で決める、という形で構いません。

「小さく始める」は、妥協ではありません。 何人来るか分からないうちに大きく作ると、来なかったときに直せません。来てから広げるほうが、順番として無理がありません。

この考え方は、第3回からずっと同じです。 確かめてから進む。確かめる前に大きく賭けない。 見積りの話も、その延長にあります。

小さく始めた結果、間に合わなくなることもあります。 それは良い形の失敗です。お客さんは来ていて、対応が追いつかないだけだからです。そこからは、広げる判断ができます。

広げるお金は、そのときに集められることもあります。 第11回でやりますが、動いている事業のほうが、集めやすくなります。 何もない状態で大きく集めるより、順番として楽です。

逆に、大きく作って来なかった場合。 お金は出ていったのに、来る人がいません。 直すお金も残っていません。どちらの失敗を選ぶかという話です。

この授業の企画は、どれも始まっていません。 だから、何人来るかは誰にも分かりません。 第4回で数えた数も、第3回で聞いた話も、確からしさには限りがあります。

分からないときは、小さく始める。 これが、この授業を通しての答えです。

先に「要る額を下げる」を考えてください。 集めた額が大きいほど、返すか、渡す持ち分が増えます。

ここで迷う人が多い ③ 差が大きすぎて、手が止まる

止まり方は3つです。

1つ目。用意できる額が0円で、比べようがない。 0円と書いてください。 第11回で、0円でも計画の一部だと扱います。差そのものが、次の回の出発点です。

2つ目。差が大きすぎて、何を削っても届かない。 企画を小さくする番です。 全部を一度にやらず、いちばん小さい形で1回やってみる形に変えられないかを考えてください。第5回でやった「動かせるところは4つ」に戻ります。

3つ目。削ると企画でなくなる気がする。 どこまで削ると企画でなくなるかを、はっきりさせてください。 「これが無いと成り立たない」というものが1つか2つあるはずです。それ以外は、あとから足せます。

その1つか2つを、書き出しておいてください。 最終回の6枚目で、「この金額のうち、絶対に要るのはここです」と言えるようになります。

投資家役から見ても、そこが分かっている企画は判断しやすくなります。 全部が必要だと言われると、削れるのかどうかが分からないからです。

【考えてみてください】あなたの見積りで、いちばん大きい行はどれですか

金額がいちばん大きい1行です。項目の名前と、金額を挙げてください。

この問いの答えは、このページのどこにも書いていません。 授業で聞きます。

その1行が、この企画でいちばん重い判断です。 削れるかどうか、戻せるかどうか、本当に最初から要るかどうか。そこを決めれば、残りは細かい話になります。

そして、その1行が第9回の樹形図で選んだものとつながっているかも見てください。いちばんお金をかけるものと、いちばん効くと決めたものが違っていたら、どちらかを直します。

最終回の6枚目につながる

最終回のピッチで、6枚目が「集めたお金の使いみち」です。

そこに書くのは、この回で出した項目の一覧です。

この回のものが入るのは、6枚目だけです。 ただし、6枚目は「ここが要」とされている1枚です。 残りが同じくらいの出来なら、ここで差がつきます。

「100万円を何にいくら使うか」を、項目で言えるかどうか。 ここが、内容が身についているかの分かれ目になります。

投資家役から必ず聞かれるのは「何にいちばん使うのか」です。 一覧があれば、その場で答えられます。無いと「だいたい設備に」で止まります。

次によく聞かれるのは「それは絶対に要るのか」です。 上でやった「これが無いと成り立たない1つか2つ」が、そのまま答えになります。

3つ目は「足りなかったらどうするのか」です。 遅い場合の見積りがあれば、「遅い場合でも◯円で収まる見込みです」と答えられます。 三通り出しておく理由は、ここにもあります。

今日出した表を、そのまま取っておいてください。

表の形も、決めておきます。

Four columns. Keep this table: it runs from session 11 to the lastItemAmount (fast / likely / slow)Where fromUndo?Items small enough to price; sources are “saw online”, “asked”, or “guessed”The provenance column is the same habit as session 4In a spreadsheet, changing one number gives you the new total at onceShare one table across the team: separate tables stop adding up
The amount column splits into three. If you estimate three ways, the table has to show three.

最終回で「その金額はどこから」と聞かれたときに、そのまま答えられます。 誰がどの行を埋めるかは、第13回でやる担当の分け方と同じ考え方で決められます。

自分たちの企画で、順番にやってみる

  1. 4つに仕分けて書き出す … 場所・物・人・手続き
  2. 抜けやすい6つを見て、足す
  3. 値段を調べる … 調べられない大きさなら、もっと分ける
  4. 普通の場合を出す … これが基準
  5. 早い場合と遅い場合を作る … 遅い場合は「何が起きたら」を1つ選んで足す
  6. 用意できる額と並べる … 差を出す
  7. 戻せる行から削る … 差が埋まるところまで

三通りの金額と、差が出れば、この回は通っています

正しい見積りかどうかではありません。 いくら要って、いくら用意できて、その差がいくらか。 この3つが書けていれば十分です。

うまくいかないときは

項目が5つしか出ない。 抜けやすい6つを、もう一度見てください。 それでも出ないなら、同じことをやっている店に1回行って、何があるかを見てきてください。 見ると思い出します。

第6回で見に行ったときのメモも使えます。 そのとき見た品ぞろえや設備が、そのまま「要るもの」の一覧になります。

三通りの差がつかない。 遅い場合の「何が起きたら」が書けていません。 起きることを1つ選ぶところからやり直してください。

用意できる額が分からない。 いま手元にある額でも、来年3月までに貯まる額でも構いません。 第11回で詳しくやります。この回では、いま言える額を書けば足ります。

チームで額が違う場合は、全員ぶんを足してください。 ただし、誰がいくら出すかも書いておきます。 第12回で持ち分の話をするときに、そのまま使えます。

出せる額が0円の人がいても構いません。 お金以外で出しているものがあるはずです。 時間、手間、道具。それも書き出しておくと、第13回で役割を決めるときに使えます。

次の回までにやること

このページの下に課題が5問あります。Teams から提出してください。締切は次の授業の前日の正午です。

三通りの見積りを出してきてください。 一番安い案だけだと、比べられません。

用意できる額も、金額で書いてきてください。 0円でも構いません。差を出すのが、この課題の中心です。

遅い場合には、何が起きた場合かを1行書いてください。 金額だけだと、備えようがありません。

次の回は「お金をどうやって集めるか」です。 この回で出したが、そのまま次の回の出発点になります。

差が0円なら、次の回は「集めなくてよい」という結論になります。 それも立派な結果です。そのときは、集める代わりに何をするかを考える回になります。

Handouts

Assignment

この課題について

正解が1つに決まる問題ではありません。 調べて書いても、考えて書いてもかまいません。 外れていても構わないので、まずは自分なりの答えを出してみてください。 自分で決めてから解説を読むと、そこがいちばん頭に残ります。 各問に字数の目安を添えてありますが、あくまで目安です。 ぴったり合わせる必要はありません。

  • 提出は Teams の課題から
  • 締切は 12月10日(木)正午
  • 解説は次の回に、Teams でリンクをお知らせします

問1

始める前に思っていたより、お金や時間がかかったことを1つ教えてください。

何が想定外でしたか。

目安 150〜250字

問2

自分たちの企画を始めるのに必要な作業を、項目に分けて書き出してください。 場所・物・人・手続きの4つで仕分けると漏れにくくなります。

自分たちの時間も、時給に直して入れてください。

目安 150〜250字

問3

書き出した項目に金額をあてて、早い場合・普通の場合・遅い場合の三通りを出してください。

そのうえで、遅い場合の金額を用意できますか。 できない場合、何を減らしますか。

目安 150〜250字

問4

今回わかったことを踏まえて、自分たちの企画はどこが変わりましたか。 変わらなかった場合は、そのままでよいと判断した理由を書いてください。

たとえば「お金を払う人は使う人だと思っていたけれど、別の人かもしれないと気づいた」のように、前はこう思っていた/いまはこう思う、の形にすると書きやすくなります。

目安 100〜200字

問5

今回の授業で、いちばん分からなかったこと、もやもやしたことを教えてください。 課題の答えではなく、授業の内容についてです。 うまく言葉にできなければ、授業のどのあたりだったかだけでも構いません。

目安 50〜150字

Submit through the assignment in Teams.

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